スポーツドリンクを凍らせるとなぜ味が薄くなるのか。

こんにちは。

皆さん、スポーツドリンクを飲んだことはありますか。

スポーツされる人は特に飲む機会があると思います。

ほんのり甘くて飲みやすい、運動した後には特においしく感じるスポーツドリンクですが、凍らせて飲んだことはありますでしょうか。

特に夏場なんかは、部活動やキャンプなどのレジャーに際に、いつでも冷たい状態で飲むために、家の冷蔵庫で凍らせてから利用しているご家庭も多いのではないでしょうか。

まだ溶け切っていないスポーツドリンクを、飲み口ごしに、ぺろっと舐めてみるのもあるあるなお話です。

ただ、スポーツドリンクを凍らせて飲んだとき、ちょっと味が薄い?と感じたことはありませんか。実は、それには理由があるのです。今回は、その理由について解説していきます。

スポーツドリンクを凍らせると、溶けた時に味の薄い部分が最後に残る。

そもそもスポーツドリンクとは

Two women working out and drinking Boxed Water

そもそも皆さんはスポーツドリンクがお好きでしょうか。

あまり好きではないという方や、いつも飲んでいますと分かれるかもしれません。

スポーツドリンクは、大塚製薬ポカリスエットやコカ・コーラのアクエリアス、サントリーのDAKARAなどが代表的なもので、糖分や、塩分などのミネラル分、ビタミンの補填のしやすい飲料です。通常の水よりも体内のミネラル濃度に近いため、通常の水よりも栄養や水分を吸収しやすいと言われています。

初めてスポーツドリンクを飲んだとき、あまりおいしくないと思った方もいれば、とても美味しいと思った方もいるのではないでしょうか。

スポーツドリンクは、その中身の性質上、いつ飲んだかでおいしさが変化するものになっています。もし、あまり好きではないという人がいたら、たっぷり運動した後に飲んでみてください。感じ方が変わりますので。(このスポーツドリンクのおいしさの感じ方の原理については、別記事「食べ物の好き嫌いってなぜ起こる?おいしいと感じるための4つの要素を解説」で解説していますので、よろしければご参照ください。)

スポーツドリンクを凍らせると、濃度の薄い部分が先に凍り、濃い部分が後に凍る。

broken snow flakes on water

家庭の冷凍庫でスポーツドリンクを入れて凍らせると、次第に凍っていきますが、実はこれ、凍る順番があるのです。

スポーツドリンクは、水に糖やミネラル分等が溶けています。

このように、水に何かが溶けている状態だと、水の凍る温度が下がる現象が起こります。これを凝固点降下(凝固点:水が氷る温度(一般に0℃くらい))といいます。(高校の化学の授業で扱われる内容です)

例えば、スポーツドリンクが氷る温度を-3℃、水が氷る温度を0℃とすると、水の方が先に凍るようになります。ペットボトル内では、温度が冷えると、先に、濃度の薄い部分(スポーツドリンクの中で味が薄い部分)が先に凍り、濃度が濃い部分が後から凍るようになるのです。

溶けるときは、濃度の濃い部分から先に溶けて、薄い部分が後に残る。

selective focus photography of icicle

また、逆に日中、凍ったスポーツドリンクが溶けるときには、濃度が濃い部分から先に溶け出るようになります。ですので、実は、凍って溶け出たばかりのものを飲んだときには、味は濃くなっているのです。

しかしながら、味が濃い部分を飲み切るのは一瞬で、残っているのは薄い部分ばかり。残った氷を必死でくだいて飲んでも、本来の味にはなりません。薄い部分のみを飲むことになるので、最初に飲んだ濃さとの差もあり、余計に味が薄く感じてしまいます。これが、凍らせたスポーツドリンクが薄いと感じる主な原因です。

スポーツドリンクの濃い薄いの原理は、日常の中にも潜んでいる

 

理系の研究生たちは、凝固点降下にご注意を。

理系の学生で、特に生物系の学生は、液体のサンプルを冷凍して保管し、それを再度使用する際、解凍したものを使う場合があると思います。その際、きちんと解け切っているかを確認してからサンプルを使用しないといけません。

スポーツドリンクと同じで、中途半端に溶けたサンプルを使うと、溶け出た濃度にムラができ、正しい測定ができません。まだ氷が残っている状態でサンプルを使用してしまうと、多くの場合、濃度が大きく検出されてしまいます。

きちんと溶け切って均一な状態になっていることを確認してから使用しましょう。

一度溶け切ってから、攪拌してから利用しましょう。

濃度のムラは見た目でわかる?

このような液体の中での濃度のムラというのは、実は、見た目で分かる場合があります。

皆さんは、アルコールを水で割ったことがありますか。水を入れた瞬間、グラスの中をもやもやとしたものが広がって、やがて消えていくのを見たことがあるのではないでしょうか。それが、濃度のムラです。(濃度勾配(のうどこうばい))と言います)

そのもやもやがある状態では、液体は均一になっていません。もやもやが消えてなくって見えなくなったら、ある程度は混ざったと言えます。もともと水に溶ける者同士は、放っておいても混ざりますが、確実に均一にするのを目的とするのならば、きちんと攪拌した方が無難です。

しかし、アルコールを割る際には、炭酸水などは、攪拌しすぎると、炭酸が抜けてしまって美味しくなくなってしまうので、適度な攪拌を心がけましょう。

スポーツドリンクは凍らせるメリット

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スポーツドリンクを凍らせるメリットは、ただただ冷たくなるからで、それ以上のメリットはありません。味が美味しくなるわけでも、吸収がよくなるわけでもないので、美味しく飲みたいのであれば、冷蔵庫やクーラーボックスで冷やすことをおすすめします。

クーラーボックスが荷物になる場合は、いいのかもしれません。

いろいろなものを凍らせて味を確認するのも、自由研究のテーマとしておすすめです。炭酸飲料を凍らせるときは、注意してくださいね。

それでは。

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