
こんにちは。しらぬいです。
気が進まないけど、何か食べなきゃ体に悪そう…
こんな悩みを抱えている方に向けて、この記事を書きました。
私は、学生時代の6年間、食に関する勉強や研究に携わってきて、「食欲」をテーマに研究を行ってきました。食品企業で商品開発の経験もあり、現在は食欲評論家として情報発信をしています。
食欲がないときの対処法
とにかく休む
食欲は、基本的には脳で調節されています。おなかが空いた状態でも食欲がわかないのは、脳に異常があるからかもしれません。
日々の肉体的な疲れや、精神的なストレスが原因の場合が大いにあります。
効果的な対処法は、脳を休めるために、とにかく寝ることです。
食欲がわかない場合は、無理になにか食べるとか考える前に、ええいままよと布団の中に入ってみましょう。
ぐっすり眠れたら、起きたときには食欲がわいているかもしれません。
散歩する
食欲は脳で調整されているので、日々のストレスからの解放が必要です。
散歩は、フレッシュな空気を吸って、脳をリフレッシュさせられます。また、軽い運動にもなるので、精神的にも爽快な気分になります。
食欲がないときは、脳を正常に戻そうと思って行動してみましょう。
水を飲む
食欲がわかない人は、意外に摂取している水分が少ない場合があります。
また、水分の摂取が足りていないときは、固形分を口に入れるのを体が抵抗感を示す場合がありますので、水を飲んでみるのをおすすめします。
「食欲がないな」と思ったときには、同時に「最後に水飲んだのいつだっけ」と思い起こしてみてください。
しばらく水を飲んでいないなと思った人は、一度水を飲んでみてください。
水を飲むと、消化器官が、食べ物を受け入れる体制が整うので、ちょっと食べようかなという気になることがあります。
水を飲んでみて、水が異様においしく感じられたら、日頃の水分の摂取が足りなかったから食欲が出なかったのかもしれません。
好きな食べ物を想像する
食欲がないけど、なにか食べたいと思っている場合は、好きな食べ物を想像してみてください。
想像して食欲がわくようであれば、好きなものを食べてしまうのをおすすめします。
胃腸に負担がかからない程度の量食べられれば、栄養補給に繋がります。
ただ、本当に食欲がない人で、吐き気がするような場合は逆効果なので気をつけましょう。
スポーツドリンクがおすすめ
食欲がないときに困るのは、塩分・ミネラルの摂取やカロリーの摂取ができなくなることです。
スポーツドリンクは、塩分・ミネラルと糖分を効率よくに摂取できます。
スポーツドリンクを一口飲んでみて、おいしいと感じたら、塩分などのミネラル不足だったのかもしれません。体は必要な今不足している栄養素を摂取した時、おいしいと感じるようにできています。スポーツドリンクで事足りるようであれば、特にそれ以上食べないとと思わなくて良いと思います。
「なにか食べないといけない」と自分を無理に追い込まない。
体が正常な状態ならば、体が食事を欲していないときは、無理して食べないほうがよいです。
「なにか食べないといけない」と無理に自分を追い込んで食べるという行為はおすすめしません。
食欲がない状態というのは、体が食事を欲していないと生理的に反応している状態です。無理にその反応に抵抗しても、体への負担が大きくなってしまうので、まずは、食欲がない状態を受け入れて、無理に食事を口にするのは避けましょう。
消化器官や脳に異常がある場合を除いては、食欲がわかないときは、無理して食べなくてよいでしょう。
最終的には医者に相談するのも手
私は医者や栄養士ではありませんので、何か食べる食べないというアドバイスはできません。医者に相談したらあれこれ食べたほうがいいという話がもしかしたら出るかもしれません。
医者や栄養士と、食欲評論家の違いについては、「管理栄養士と栄養学専門の学者の考え方の違いについて解説」で記事にしていますので、よかったらチェックしてみてください。
それでも「医者や栄養士に勧められた食事を食べる気にならない…」という場合があると思います。
その場合は、食欲が、「脳」で調整されていることを理解して、脳を正常に動かすためにはどうしたらいいかと考えるのが、対策を考える近道になるかもしれません。
皆さんのお悩みの解決の一助になれば幸いです。
それでは。